火起こし器として使うものは?
初夏から夏の時期にかけて、野外でバーベキューを楽しむ人も増えてきますね。
お肉が好きな人は、ハンバーグやステーキ、焼き肉などレストランや肉料理専門店に出かけるのも良いですが、山や公園、海辺、キャンプ場など野外でのバーベキューはまた格別においしいものです。
バーベキューの必須アイテムのひとつには、火起こし器があります。
肉や野菜などの食材を焼いて食べるのですから、火のパワーがなければ、バーベキューパーティーを始めることができません。
火起こし器だけがあれば、焼き肉が食べられるというわけではなく、薪や炭、グリルや薪台、うちわ、食材をつまんでひっくり返す時やお皿に移す時にはトングが必要になります。
火起こし器としてよく用いられていのは、100円均一などがよくみかけるチャッカマンやライター、またはガスバーナーなどです。
火起こしの方法について
野外でバーベキューを楽しむには、火起こしの方法と手順について知っておく必要があります。
まずは火をおこすための準備として、薪を薪台に並べて、空気がよく通るようにします。
薪はトゲがありますので、手指を傷つけることがないように、軍手などをはめると良いでしょう。
薪台に敷き詰められた薪の下のほうに向けて、ガスバーナーやチャッカマンなどを使って火を起こします。
薪に火がついて燃え始めたら、炭を何本かその上において、もう少し時間が経過したら、さらに薪、または炭を置きます。
最初に火をつけた薪から熱が伝わり、火の様子を見ながら、薪や炭を追加して、途中で火が消えないように注意しましょう。
上に乗せた薪や炭に火が伝わりにくい時は、うちわで扇いで風が来るようにします。「炭や薪をたくさん使わなくても、新聞紙や雑誌など紙を燃やしたほうが、熱が伝わりやすいのでは?」と思うかもしれませんが、紙だけがすぐに燃えてしまい、薪や炭に火が伝わりにくいので、失敗するリスクが高くなります。