バーベキューのおいしさの秘密

バーベキュー用のコンロを使用する場合

バーベキューパーティーを開いて、家族や友達がたくさん集まり、カルビやホルモンなどボリュームたっぷりの焼き肉を野外で味わうのは、おいしさもまた格別ですよね。

焼き肉専門店や韓国料理店に行って、焼き肉を味わうのもいいけれど、山や海、公園など開放的で自然の風景が美しい場所での焼き肉は、ひと味もふた味も違います。

ひとり暮らしの人は、ふだんは自分が食べる分量だけお肉を買うと思いますが、バーベキューは大勢の人たちと楽しめるので、お肉も野菜もたくさん用意しておきたいですね。

野外でバーベキュー用のコンロを使用する場合、野菜とお肉をおいしく食べるには、火加減の調整が重要ポイントになります。

バーベキュー用のコンロは、一般家庭で使用するガスコンロとは少し使い勝手が違うようです。
適度にスペースを設けて、弱火・中火・強火の部分を作っておいて、お肉や野菜を焼く時は、その場から離れないようにして、常に焼き加減をチェックして、肉と野菜の色の変化を確認しましょう。

 

バーベキューで炭を用いる場合は

一般家庭では、調理をする時にガスコンロや電磁調理器などを使っているので、火加減の調整は自由自在にできますが、野外でバーベキューをするのに炭を用いる場合は、炎が自然に下から上へとストレートに上がるので、網の上に乗ったお肉や野菜が焼きすぎにならないように注意が必要です。

炭は、熱の伝導率が高いため、急に火力が強くなることもあります。高級なお肉を買ってきたのに、炭火の使い方がよくわからなくて、食材を焦がしてしまうようでは、楽しいバーベキューがすっかり台無しになってしまいますよね。

炭に火をつけると、火力は強くなりますが、1本、2本並べた程度では、それほど火力は強くなりません。

火力をもっと強くする場合は、炭を縦と横に並べて、なるべく高く積み上げるようにすると、熱の伝導率が高いので炭全体に火が通り、火がどんどん上昇します。

炭をすべて密着させて並べると熱が早く伝わり、少し隙間をあけて並べると、熱の伝わりにくくなるので、火加減を抑えることができます。